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BL小説の感想を書き留めています。
かなりネタバレ傾向にありますので、ご注意を!
初めての方は管理人のプロフィールに目を通してくださいね。
欲望の犬
(中原一也 ; comments(2) ; trackbacks(0))
【欲望の犬】
中原一也 / 奈良千春
(f-ラピス文庫)




このまま喉笛に噛みつかれ、息の根をとめられてもいい――

そんな被虐的な気持ちが湧き上がり、ますます息があがる。

殺して。

無意識にそう願い、切なげに吐息を漏らしながら縋りついた。




(あらすじ)
地方検事の水上は、雨の中拾ってきた哲哉と獣じみたセックスをしてしまい、そのまま家に居着かれてしまう。愛されていると錯覚するほど水上を欲しがって抱くくせに、いくら躰を繋げても哲哉は素性を明かそうとしなくて、水上は自分だけが振り回されている気がしてならない。以前会ったことがあると仄めかされても、詳しくなるの躰のことばかり。偶然哲哉が人気上昇中のモデルだとわかり、水上は行きずりの関係を思い知らされて―。


中原 一也, 奈良 千春 / プランタン出版
Amazonランキング:2193位
Amazonおすすめ度:



(一言感想)
「欲望の犬」というタイトルだけを見たら、えらいごとスゴそうなお話なんですけれども。でも、読んでみたら意外とそんなにコワいお話じゃなかったです。むしろ「乙女」なお話でした。

主人公の水上は地方検事。その設定だけで、なんか、こう、ヤクザが出てきたりとか、恐ろしい陰謀に巻き込まれたりとか、そういうのを想像しがちですが、この物語は主人公がたまたま地方検事というお堅いお仕事をしているだけで、お話の内容自体は主人公が不思議な出会い方をした年下の男と恋に墜ちる過程を描いた、純粋な恋愛小説です。

ネタばれありの感想は以下です〜



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